マリッジカウンセラー 春原 美智子氏と対談
患者さまの症例・生の声
これまで当院での治療によってもたらされた貴重な症例の一部をご紹介いたします。ぜひ安心して当院で治療いただくお役に立てれば幸いです。
男性の
場合
♂
EDをひとりで悩んでいる男性のほとんどが、なかなか専門医に出向いて治療するところまで至らない現状は今も昔も変わりません。
じつは、当院の院長も若い頃に鬱によるEDで悩んでいた経験者のひとりです。その症状を自身の鍼治療でEDを克服し、結婚後は3人の子宝に恵まれた経験がある院長だからこそ自信をもってEDには鍼治療が有効であると言いきれます。
●32歳男性の症例
この方はEDのみならず、首、肩こりや胃のもたれ、全身の倦怠感などを主訴として不妊症の妻(31歳)と一緒に来院。勃起および挿入は可能なものの、射精するまでの勃起状態を維持することが困難といった症状でした。
職場での人間関係の悩みや自身の介護士という仕事の将来性などの不安から不眠傾向を訴えることも多くなり、それらの要因もEDの症状をさらに強めていたようです。
精巣容量は右14cc、左12ccと平均値よりやや低めでしたが、男性ホルモン(テストステロン)値は正常で精子の異状は認められず、幸いにして男性不妊症状の所見もなし。
当院で治療を始めた翌月には、久しぶりの“朝立ち”を覚え鍼治療の大きな効果を実感したそうです。それ以降、治療を追うごとに全身にあった疲労感も軽減し、精神的にも落ち着きを取り戻し、EDについて深刻に悩むということはなくなったとのことでした。
鍼治療を始められて約8ヶ月後には妻が自然妊娠。妻は排卵誘発薬の服用でなんとか排卵が可能となりましたがこの時は薬物投与を中止しており、その状態での妊娠はまさに快挙です。
妊娠18週で切迫流産の危険性があり入院しましたが、出産予定日より早いものの元気な男の子を無事に出産されました。
その後もご主人はEDで悩むこともなくなったといいます。
女性の
場合
♀
鍼治療は体内の冷えた状態を改善させ、子どもを授かりやすいカラダに近づけていくことに有効です。当院の治療効果で多くの女性が子宝に恵まれてきました。この事実により鍼治療で不妊状態を改善できることが実証されています。また、当院は妊娠したら終わりではなく、お腹に授かった赤ちゃんを守るため妊娠中の体調を鑑みながら出産までをサポートする鍼治療も推奨しています。
●28歳女性の症例
この患者さんは総合病院の産婦人科の現場で働く女性で、結婚後も同じ職場で働いていました。仕事にはこの上ないやり甲斐を感じ、毎日妊産婦さんや生まれたばかりの赤ちゃんたちと接していたという環境もあり、彼女自身も自然と子どもがほしいと思うようになりました。
ところが、なかなか赤ちゃんを授からず年齢もまだ若いこともありご自身としては焦ってはいなかったそうですが、だんだん彼女の中で「赤ちゃん」という存在が日増しに大きいものになっていったのだそうです。
月経前、月経中には体調不良を感じる体質だったこともあり、赤ちゃんを授かる前の準備として、まずは疾病・感染症の有無、月経周期の状態、ホルモンバランスなどの婦人科系の健康診断をひと通り検査しました。
ところがその結果はクラミジア陽性、左卵管狭窄、子宮内膜症、PMS(月経前症候群)と、かなりショックな診断が下されてしまいすっかり「自分は不妊体質かもしれない」という意識が彼女の中に埋め込まれてしまいました。
それからは毎日基礎体温を計り、排卵日を計算し、排卵日にセックスをする生活に切り替えたそうなのですが、だんだんとセックスが義務のようになっていってしまい、夫婦間に不穏な空気が流れるようになり、ご自身の精神状態もどんどん不安定になり妊娠がどんどん遠ざかる一方に。それでもなんとか状況を変えようと考えた彼女は妊婦さんや新生児に囲まれる職場を辞めました。しかしながら、かえって妊娠のことや夫婦のことを考えて不安になる時間が増えてしまい逆効果になってしまいました。それでもホルモン剤などを使用した最新の西洋医学の不妊治療は女性の体に良い影響を与えることが少ないと感じていた彼女は、そういった不妊治療も受ける気になれずに悩んでいたそうです。
体をリラックスさせようと自然治療・東洋医学、漢方、アロマテラピー、整体、ヨガに取り組んでみても効果を得られず。そんな折、書店で不妊や自然療法の本を探しているときに院長の日野勝俊の著書に出会い、その内容に感銘を受けた彼女は即座に当院での鍼治療を決意されたのだそうです。
以下は彼女自身の体験談より。
「日野先生は笑顔で私の話を聞いてくださり、それまでガチガチに固まっていた私の体や心がほぐれていきました。
私は先生の力をお借りして治療を続けながら自分をいたわり、夫婦のあり方も考えていこうという気持ちになれました。治療中は趣味や習い事を始め、主婦業を楽しみ、夫と楽しく過ごすという、婦人科健診結果でショックを受けてからまったくできなくなっていた「生活を楽しむ」ことを意識してやりました。
日野先生からは「治療を受けた日にはセックスをしてください。排卵日前には連日セックスをするように」というアドバイスを受けていましたが、その頃の私はセックス自体がストレスになっていたので、排卵の都合で決めた日だけではなくセックスをしたいと純粋に思う時にもセックスをして心穏やかに生活することに専念しました。
こうして日々穏やかに過ごしていく中、月経が遅れていることからまさかと思い不安と期待を込めて市販の妊娠検査薬を試したら結果は陽性。病院に行くと経膣エコー越しにしっかりと胎芽が見えていました。本当にうれしくてうれしくて自分のお腹をなでて、子宮内の我が子に思いを馳せました。つらい悪阻や切迫流産になりかけて入院も経験しましたが、妊娠がわかった後もお腹の子を守るために日野先生の鍼治療をできるだけ月1回のペースで受け続けたおかげで元気な男の子を無事に出産することができました。
いま振り返ると、赤ちゃんを授からないと悩んでいた時期の私は、自分を否定し、夫を否定し、さらには身の周りの環境までも否定していました。「未妊」の状態を「自分は不妊なんだ!」と自らどんどん追い込んでしまったのです。私は自分の経験を通して、人間の体はいかに環境や精神的なことに左右されるかということを身を以て学びました。日野先生の鍼治療を受けたことで体も良い方向に向かっていきましたが、同時に精神的なもののバランスも整っていき、そのおかげで妊娠に至ったのだと思っています。
昨今の西洋医学での不妊治療は進歩し妊娠の成功率もあがってきているとは思いますが、不妊で悩む人の心理状態までのフォローがどこまでできているのかまでは疑問です。不妊で悩む人の精神状態をフォローするために東洋医学や自然療法を併せた治療の重要性がもっと広まっていくことを切に願います。
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